ちょっぴり自分を愛するための、たった2つのコツ

あなたは自分を愛せていますか？
自己愛なんて、キレイゴトだと思いますか？

かつての僕は、自己愛とか自尊心といったものが軒並み低かったです。
そりゃー苦しかった。
褒められても褒められた気がしないし、貶されたら人の何倍も傷ついてしまう。

”男なのにメンヘラ”みたいに言われて、本当にツラかった…
でも、そんな僕でも。
今は自分が好きになれました。

自分を愛することが、できるようになったんです。

そこには2つのちょっとしたコツがあって。
それを今日はお伝えしていこうかと思います。
どうぞゆっくりしていってください。

自己愛を高めるコツ①：自分のネガティブもすべて受け入れる

巷では”ポジティブシンキング”なんてのが流行ってます。
ありゃーダメです。
そりゃ僕も一時期はやりましたとも。

でも、自己愛や自尊心は高くなるどころか、ドンドン低くなっていきました。
それも当たり前のはなし。

だってポジティブシンキングというのは、「ネガティブに考えちゃいけない！」という”否定”をする行為ですよね。
あなたの中から自然に湧いて出てきた、尊いネガティブ感情を、否定するんです。

それって、あなた自身を否定するのと一緒です。

だからポジティブシンキングは良くないんです。
大体なんで悲しみや苦しみがネガティブで、喜びや嬉しさがポジティブなんですか。
それは色眼鏡です。

悲しみは悲しみ。
苦しみは苦しみ。
あなたの中から湧いて出てきた、尊い感情たちじゃないですか。

大切にしてあげましょうよ。

それは世界でたった1つの、あなたの感情なんですから。

自己愛を高めるコツ②：自分のがんばりを、ちゃんと見てあげる

あなたは自分のがんばりを、ちゃんと見てあげられていますか？
きっと、ちゃんと見てあげられていないんだと思います。
なぜって、ちゃんと自分のがんばりを見てあげてる人は、この記事を読まないからです（笑）

ちょっとイジワルでしたかね。

そんな話はさておき。
多くの人は、自分のがんばりを【分かりやすい指標】で【他人と比較して】評価しようとします。
例えば。

Aさんは1ヶ月で500万円の売上を立ててる…
それに対して私は1ヶ月で100万円の売上しか立てれてない…

こんな感じです。
この話で言えば、

【他人との比較】Aさん
【分かりやすい指標】500万円

という事になります。
これって、まったく自分のがんばりを見れてないですよね。
Aさんと500万円しか見えてません。

あなたはAさんに劣等感を感じながら、うんうん唸りながらあれこれ考えて、成果を出そうとしたことでしょう。
不器用なりに周りに追いつけるように、努力したことでしょう。
泣いたことも、あったかもしれません。

いろんなものが嫌になりながら、苦しい思いをしながら、ここまで生きてきたのでしょう。
頑張って頑張って頑張って頑張って、きたはずです。

その事実だけで、自分に力強いハグをしてやってもいいはず。
僕はそう思います。

なのにあなたとくれば、自分を責めてばかり。
他人を見て、指標を見て。
自分を責めるばかり。

いい加減、自分を見てあげましょうよ。
自分のがんばりを。自分の尊い感情たちを。
他人や指標を見てる場合じゃないです。

どうですか。
再度聞きたいです。
あなたは、自分のがんばりを、”ちゃんと”見てあげてますか？

こうして僕は、自己愛を達成した

こんなふうに考えるようになってから、僕は自分を愛せるようになりました。

人間、いまの自分を愛せないと、一生自分を愛せません。
なぜって、人間はけっきょく変われないからです。

多くの人が【こういう自分になれば、自分を好きになれる】という理想像を持っています。
つまり、変化したあとの自分なら、自分を愛せると思っています。
しかしそれは間違いだと、僕は思います。

人間、けっきょく変われないんです。
例えば。

僕は人生において「やさしさなんてクソだ」と何度も思いました。
自分が他人にやさしくしたって、そのやさしさは返ってきません。

返ってくるのはせいぜい、お礼の言葉と1回のご飯ぐらい（笑）

自分が本当にくるしい時は、誰も助けてくれやしません。
その事実に絶望して、人生で何度もやさしさを投げ出そうとしました。
でも、無理なんです。

たとえ投げ捨てても、何日かで必ず自分の手元にやさしさが戻ってきてしまいます。
そこでぼくは悟りました。

人間、けっきょく変われねーんだ。

だから、自分を愛したかったら、今の自分を愛すしかないんです。
愛しいじゃないですか。
変わろうとする自分も、変われない自分も。

あなたが少しでも、自分を愛せる日がくることを祈っています。
それではまたどこかで。